歯科医の先生へ
■インプラント手帳および家族のためのインプラント手帳について
(実用新案出願番号 実願2012-004618)
インプラント治療を受けた患者さんが、施術を受けた歯科医院以外の診療所を受診する機会も
増えてきました。このような場合、後医が困るのは口腔内にあるインプラント体やアバットメントのメーカー名・サイズ・品番などが、視診やレントゲン画像だけでは特定できないことです。
このような場合に、もしインプラントの情報を患者本人が持っていれば、後医がその情報を知ることが容易です。
インプラントを施術した術者が、患者さんへ施術した情報を提供する事は、施術を受けた患者さんにとって大きな安心となります。
このような理由で、我々は大阪口腔インプラント研究会は、施術を受けた患者さんの情報が、
施術者によって記載され、患者さん自身が保持する”インプラント手帳”を2009年4月に作製しました。
多くの歯科医に使って頂きたく思っています。
また、患者さん自身に何かあり、意思の疎通が困難になった場合などに、患者さんのご家族や親族、身の回りのお世話をされる方が、患者さんのお口の中のインプラント治療内容や治療した歯科医院、病院や大学施設との連絡先がわかるように、”家族のためのインプラント手帳”を2017年4月に作製しました。
本旨をご理解の上、この計画遂行にご協力給わるようお願いいたします。
当研究会の“インプラント手帳”および”家族のためのインプラント手帳”は以下の内容にて
特許庁に実用新案登録されています。
しかし本手帳を各種学会および団体に使って頂く事に支障はありません。
実用新案出願番号 実願2012-004618 (以下の内容による)
内容:本考案によれば、口腔インプラント治療を受けた患者が過去に受けた治療内容を他者に対して
容易にかつ明確に開示できる。
大阪口腔インプラント研究会
会 長 阪本貴司